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お知らせ

創薬・生命薬学科4年 徳安碧さんが日本遺伝学会第93回において、Young Best Poster(YBP)賞に選ばれました。
2021.09.14

トランスポゾン挿入により異所性発現を誘導 するエンハンサー領域の解析

〇徳安碧 [1]、平山愛理 [1]、古畑理樹 [1]、松羅由香 [1]、杉本道彦 [2]、片岡太郎 [1]、荒木喜美 [1]

[1]熊本大学・生命資源研究支援センター・疾患モデル分野、 [2]理化学研究所・バイオリソース研究センター・疾患ゲノ ム動態解析技術開発チーム

Danforth’s short tail(Sd)マウスは脊椎欠損を特徴 とする自然突然変異体である。Sd 変異アレルでは、通 常 E12.5~E17.5 の膵臓原基と神経管で発現する Ptf1a 遺伝子が、E9.0~E11.5 で異所性に脊索で発現する。こ れにより、一度形成された脊索が消失、脊椎欠損へ至る。 この異所性発現には、Ptf1a 遺伝子上流に挿入されたレ トロトランスポゾン(ETn)の関与が明らかであるが、 ETn によりどのようにして発現時期・場所が変わるの かは不明である。我々は、ETn の近傍に存在する Ptf1a 遺伝子の神経管エンハンサー領域に着目し、変異を加 えることで領域内のどこが重要であるか解析した。

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